新橋ハート座談会「新橋ハートとは」

実施日時:2012年5月20日 17:00~19:00
会場:(株)R-sense事務所 会議室にて収録
出席者:
 砂押資(立ち飲み 竜馬 オーナー)
 長谷川恵子(やきとん 豚娘 店長)
 清水洋輔(一口餃子 クーニャン・炭火居酒屋 清水 -Aburi オーナー)
 森田敏規(新橋 ときそば オーナー)
その他に、当日開催されたフラワー教室参加者5名が傍聴されました。
撮影:中川祐次
編集担当:新橋ハート青木

尚、本座談会は2時間半に渡りましたので、第1回は「新橋ハートとは?」に的を絞って掲載させていただきます。

■司会(砂押)挨拶

砂押:本日はご多忙の中、新橋ハート座談会にお集まりいただき有難う御座います。今回、新橋ハートのホームページのコンテンツの一つとして、座談会を企画しました。新橋ハートへの加盟をお考えの飲食店様・スポンサー様・あるいは新橋の飲食店を利用されているお客様に、新橋ハートの活動の趣旨をメッセージとして伝えられれば幸いです。お集まりいただいたのは、新橋ハートの立ち上げから加盟して下さった豚娘の長谷川さん、駿の本島さん、炙り清水及び姑娘の清水さんと、新橋ハートの活動に共感して加盟して下さった、ときそばの森田さんの4名の方です。また、本日開催されました、プレジュール新橋店様のフラワー教室にご参加いただいた皆様が傍聴されます。新橋ハートに対するご意見・ご希望を忌憚なく語っていただければと思います。


■新橋ハートとは何か?

砂押:新橋ハートは、新橋活性化、新橋を盛り上げることを目指しています。自分にとっては新橋を盛り上げて、自分たちの店も元気になればいい、そう思っている人達の集まりだと思います。皆さんはどのように思われていますか?


森田:お客様が新橋にたくさん集まることが、新橋が盛り上がっていることだと思います。加盟各店がCMを配信しあうことで、新橋にお客様を呼び寄せる活動を補う、それが新橋ハートの狙いだと思っています。そういう理解で新橋ハートに参加しました。新橋に飲みに行こうという人が増えることが、新橋の活性化だと思います。


清水:私のお店は、現在の加盟店の中では少し離れていて、お客様の流れが中側の加盟店の皆さんとは少し違うので、その分、モニターのCMには反応があるように思います。モニターがあることによってお客様が行き来するという意味では、凄く有難いと思っています。


これはつまり街同士の戦いということですね。例えばワインを飲むのであれば渋谷、日本酒だったら神楽坂という具合に分かれていたお客様の流れを、新橋に行けばどれもある、いいお店がたくさんあるという意識を植え付けて行って、最終的にはどの用途にも新橋を選んでしまっている、新橋に人が集まる習慣づけをすることによって、余所の街に競り勝っていくこと、人が集まるという波及効果が新橋の活性化ということだと思います。


長谷川:やはり1店だけが盛り上がっているというのではダメだと思います。新橋は盛り上がっているね、ということを外に向かって発信していくことが必要だと思います。それには横の繋がりが必要で、お客様とのコミュニケーションの中で、例えばこのお店に行きたいと言われた時に答えられる用意がなければいけません。つまり、加盟店それぞれが、互いにアンテナショップになっているということが新橋の活性化だと思います。


砂押:雑誌等見てもわかるように、新橋は外食産業の街ですから、飲食業界がまず活性化に手をつけて、他の業種を刺激することで新橋が盛り上がればいいと思っています。また、新橋を盛り上げるというのは、自分の店を盛り上げるのと同じだと思います。私の店では、まずお客様が楽しいねと言って下さることをやるようにしています。そうすれば、きっとお客様がお客様を呼んで下さる、と思っていますし、加えて、自分たちスタッフも楽しもうよ、というスタンスで経営しています。まず自分たちが楽しめないと他には伝わらないのではないかと思っています。この夏に「新橋ロック」を開催するのもそういった視点から企画したものです。ファンの方達が、新橋っておもしろいよ、と自然に宣伝して下さる流れを作ることが大事だと思います。「新橋ロック」が成功すれば、来年はもっと大きなものにできると思いますし、その繰り返しが新橋の活性化に繋がると思っています。勿論、加盟店の皆様にも楽しんで頂きたいし、皆さんがそう思えれば、自然と盛り上がっていくのではないかと思います。


中川:確かにスタッフが楽しんでいないお店には行きたくないですね。


砂押:例えば本島さんは板前の職人さんですが、色々なイベントを企画、実行してお客様を楽しませる職人さんとして、大変共感できる部分をお持ちです。お店がヒットするためには、料理が美味しい他に、接客がいいとか、雰囲気がいいとか様々な要素の総合力だと思います。そういうバランス感覚を本島さんは持っておられると思います。


結局、業態的に気軽なので、面白いと思ったことをどんどん形にするようにはしています。何かをやっていれば人が集まるし、人が集まって会話が始まれば盛り上がるし、その集まるきっかけを作るようにしています。


砂押:それをマメに実行されていることが大事で、また、それを実行する時に助けてくれるお客様がいる、お客様との信頼関係を如何に作っておくかということも大事だと思います。立ち飲みという業態は、お客様との距離感が近いという利点がありますから、それを活用して、お客様とのコミュニケーションから生まれた企画を実現するようにしています。


森田:情報発信力の差は痛感していますので、例えば蕎麦打ち教室などを新橋ハートの企画としてやってみようかなと思っています。


普段やってないメニューを蕎麦打ち教室でやって、それを普段のメニューに出すというやり方は効果があるのではないですか?或いは、営業時間中に落語を流しておられるので、若手の落語家さんを呼んで落語の会をやったりするのもいいと思います。自分自らがやらなくても、誰かを呼んでやるという方法もあると思います。


長谷川:今の時点で、新橋にあらゆるものが揃っているかというと、そこには疑問があります。渋谷から新橋までは銀座線1本で来られますが、イタリア料理を食べようとネットで検索して、新橋まで来るお客様はそう多くないのではないかと思います。街全体に魅力を付けることも必要だと思います。


森田:その魅力が、つまり新橋の盛り上がりということですよね?


長谷川:そうです。だから新橋ハートの活動を外に向かって発信することが大事だと思います。


砂押:確かに、新橋外への発信は、今いるファンのお客様を継続して楽しませることと、同時進行でやらなければいけないことだと思います。ただ、まず新橋で成功しないと、外への発信に説得力は持たせられないのではないかという思いもあります。まず着実に新橋で活動をして、それとうまくバランスをとって、外へも発信していこうと思っています。新橋ロックは、その試金石になると思います。


■新橋ハートの課題:加盟店の意識について

砂押:新橋ハートも立ち上げて1年半以上が経ちました。この間に痛感していることは、お互いにお互いを宣伝しよう、かつ新橋外からもお客様を呼べる企画を同時進行的にやっていこうという意識を、加盟店の皆様が持続させることが最も重要だと思います。


立ち上げの趣旨は参加意識の高さだったはずなので、例えばイベントがあれば、加盟店には1人でも多くのお客様に来ていただけるような呼びかけを、主催者側はもっと言うべきだと思います。全ての加盟店が同じレベルで意識を持ちあうということは難しいかもしれませんが、まずはそれぞれの加盟店が1人でも2人でもお客様に働きかけてくれる状況をつくらなければいけないと思います。


清水:既存のお客さんを相互に廻し、かつ外部のお客さんも呼べるように両立できれば一番いいと思います。外部のお客様を呼ぼうと思うなら、大きなイベントを組んで大々的に宣伝すれば、効果もあり、お店のスタッフのストレスも少ないのではないかと思います。


砂押:新橋ハートは、加盟店の皆さんが新橋ハートの営業マンだという意識を持たないと成り立たないビジネスです。長谷川さんは、母の日にお花を贈る(株)フローリィネットさんの企画で、お客様の申し込みを代行してくださったそうですが、それこそ新橋ハートの1営業マンの手本だと思います。実際我々の活動は、予算がなければ活動できず、予算を捻出するためにスポンサーを獲得し、スポンサー企業のお役にたとうと努めていますが、やはり加盟店の皆様全般にご協力いただいているというところまではいっていません。


■新橋ハートのこれから

砂押:皆さんは新橋ハートのこれからにどんなことを期待されますか?


清水:他の媒体と違ってお客様と近いので、ある加盟店から他の加盟店に廻るというお客様は増えたのではないかと思います。そういう意味では、また飲み歩き企画のようなものが出来たらいいなと思います。


中川:飲み歩き企画では、加盟店でスタンプを押してもらいたいがために、初めて加盟店に来たというお客様を随分見かけたので、新しい客の開拓にはいい企画だったと思います。その後にリピートがあるかどうかはそのお店次第だと思います。


全店で3つのスタンプを獲得したお客様には、また違ったプレゼントを用意してもよかったかもしれません。


森田:お客様の側に立って考えると、キャンペーンの期限の長短で、利用者が減ってしまうということもあるのかもしれません。


清水:イベントとしてやるなら、短期集中でやった方が、盛り上がりはあるように思います。メンバーズカードのようなものであれば、いつ行ってもポイントが溜まるなどのシステムにしておけばいいわけですが…。


イベントとポイントをわければいいのではないでしょうか?


砂押:そういうことも試してみる価値がありますね。また、新橋ハートのこれからを考えると、やはりSNSや新橋ハートのホームページを加盟店の皆様にもっと活用していただける努力も必要だなと考えています。今日は立ち上げから参加して下さった皆様を中心にお集まりいただきましたが、今後は各オーナー、店長と順次対談することで、この座談会企画に繋げ、加盟店の皆様の意識改革を図っていきたいと思います。


本日は御多忙の中、お集まりいただき有難う御座いました。


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